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■~IF STORY~ コミックサンデー編 Part2 第293話IF

こんばんは。いえろーらいんです。

今日は昔よく観てたFlash動画を観てました。

アレですよ。・・・「恋のマイアヒ」とか「赤い部屋」とかですよ。

自分のインターネット暦は7年くらいってところでしょうか。

今は動画を観ることが普通になったことに技術の進歩を感じますね。

泣けるFlashはいつ観ても泣けてきますね。

・・・投稿したMp4動画がカクカク動作になるのは何が原因だ・・・?自分のPCではちゃんと動くんですけど。

明日からまた別の仕事をやることに・・・鬱だ。

事実上の更迭ですからね。

さてまぁそんな事はおいといて連載SSの続きです。

今回は293話編と294話の冒頭が入っています。

それでは読まれる方は続きへ。



開場したものの、こちらにやってくる客はまばらだった。

手持ちぶさたで、何気なくポケットを探ったハヤテ。

(・・・・・・?)

手に取ったのは前に見つけた破れた写真だった。

(そういえば・・・これなんなんだろ?)

左半分が破れてもう一人が写っていない古びたよく分からない写真。

(まぁいいか。後で調べてみよう。それよりもお客さんだ・・・早く来ませんかね・・・?ってかこの同人誌、いったいどういった内容なんでしょうか・・・)

と、ハヤテはまたポケットに古びた写真をしまって、「傭兵シャチ」の同人誌を読み出した。

天井から覗く犬の視線に気づかずに。



(う~ん・・・。)

一方、そんな中さっき薫先生からもらったフィギュアを眺める千桜。

(薫先生が自作したっていうこのフィギュア・・・これ雪路だよなぁ、たぶん・・・。)

(・・・ええ~・・・て事は薫先生、雪路の事が・・・ええ~・・・?)

横目でチラッと薫先生を見ながら、そんな想いに少し驚きながらも気づく千桜だった。

「・・・・・・・・・。」

「どうだ、その・・・フライ・ドルフィンの新作。」

黙々と同人誌を読むハヤテに千桜が声をかける。

「そうですね・・・お嬢さまの描かれたものに比べれば読めますけど・・・やはりお嬢さまの漫画と近いものを感じますね。・・・漫画への情熱があふれてるって言うか。」

「はは、確かに似てるかもな。」

「それにしても・・・なんかお客さん、全然こちらに来ませんね・・・。」

壁際に集まった客たちを見てハヤテが少し不思議そうに言う。

「まだ開場したばかりだからな。みんな壁を回って一番欲しい本を確保しているんだ。それが一通り終わらないと・・・こっちの島のエリアにはあんまり人が来ない・・・。ま、一時間もすれば客も回ってきてくれるよ。」

だから大丈夫だ、と冷静に千桜は言った。

「なるほど・・・ですがこの同人誌、どれくらい買ってくださる方がいるんでしょうね~・・・。」

「さぁな。どれくらい売れるかなんて分かんないけど、同人誌即売会にまで来る連中が相手だから面白ければ買うよ。」

「そうなんですか?ここに来られる方々って、要するに濃い方たちですよね。濃い方々というと一般的には理屈っぽかったりこのSSの作者みたいに愛がゆがんでいたり嫌味な批判をしたりするんじゃないですか?」

「このSSの作者がどうとかは知らないけど・・・買うよ。絶対に。」

きっぱりと千桜は言い切った。

「面白かったら買う。少なくともここにいる連中は・・・一般人より貪欲に面白いものを誰よりも先に見つけようとしている連中だ。だからたとえどれだけ作品を嫌味に批判したり愛がゆがんでたり理屈っぽかったりしたとしても面白ければ金を惜しんだりはしない。」

「千桜さん・・・。」

「そこに嘘をつかない事が、オタクのプライド、オタクの誇りだ。・・・・・・それだけは、信じろ。」

静かに、それでも確信を持って千桜は言う。

「・・・分かりました。」



・・・・・・約1時間半後。

「しかし・・・もうすぐお昼ですがまだ誰も来ませんね…。」

「うーんまぁ引きのある表紙じゃないからなぁ。」

同人誌を読みながら千桜が言う。

「ですがまず読んで頂かないと・・・。」

「ありがとうございましたっ!!」

「三千円もするフィギュアつき同人誌・・・もう43体売れてしまったよ。」

「・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・。」

先ほどのため息はどこへやら、自慢げな声で薫先生は言った。

「・・・薫先生絶好調だな。」
「ですね・・・。なぜあんなに売れ行きが良いのでしょうか?」

「愛の差だよ・・・。」

「は?」

「リア充のお前らには分からないかもしれないが・・・みんなが買ってくれるかどうかは・・・!!愛の差なんだよ!!」

めずらしくキメ顔で勘違いしたまま熱弁する薫先生だった。

(あ・・・愛?)
(・・・リア充?)

「このフィギュアにはオレの愛が詰まっているんだ・・・それも目一杯に・・・。その愛が・・・その想いの強さが・・・細部に・・・クオリティーに・・・作品の全てに反映されている・・・!!」

「・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・。」

そして薫先生は止まらない!

「だから売れるのは必然!!これが・・・愛の力だ・・・!!」

天井に向かって高々と右手を上げてまた自慢げに言う薫先生に、

(あ、愛の力って先生・・・そんなに雪路の事好きだったのか!!でもこんな愛の形、私なら勘弁だー!!)

千桜は一人ドン引いていた。


愛の力はとりあえず・・・でも終わるまでに一冊くらいは・・・。」

膠着した状況に焦り出してきたハヤテ。

と、そこに――――

「あれ?あ・・・あなたはナギさんの!?」

「あ、お嬢さまのお友達の・・・一樹君でしたっけ?」

一樹がやってきた。

「そうです。覚えていてくれてたんですね!」

「なんだ?知り合いか?」

「ええ・・・お嬢さまのお友達です。」

「へぇ・・・。」

あいつにも同世代の男友達が居るんだな・・・となんとなく思う千桜。

「あなたが居るって事はナギさんも居るって事ですよね!?どちらに居るんですかー!?」

薫先生と同様、こちらもテンションが上がりすぎて止まらないようだ。

「お嬢さまは・・・今日を大変楽しみにされていたんですが・・・お風邪を引かれてしまって家で療養されてます。それで僕が代わりに・・・」

すいません、と頭を下げるハヤテ。

「そっかーそれは残念、せっかくナギさんに会えると思ったのになー・・・。ん?」

ようやくここで、長机の上の同人誌に気づく一樹。

「あ――――ひょっとしてこれナギさんが描かれた同人誌ですかっ!?」

「えっいやそれは・・・」

「うはは――――――――!! すごい!!こいつは傑作だ――――!!こんな面白い漫画が描けるなんて、やっぱりナギさんは天才だ――――!!」

訂正しようとするハヤテも入る隙もなしに突っ走る一樹。

・・・そして一通り読み終えて、

「・・・ところでさっき言いかけた事はなんですか?」

さっきハヤテが言いかけたことを聞きに来た。

「えっと・・・それはお嬢さまが描かれたものではないんですよ。」

「なんだーそれならそうと早く言ってくれれば良かったのに――――!!でもどちらにしろ面白かったので・・・これ1部、ください。」

「良いんですか?」

「はい。きっとこれでナギさんも喜んでくれると思いますから!!幾らですか!?」

「・・・300円です。」

「はい、では300円。」

千桜の手に300円が渡される。

「いやーナギさんに会えなくて残念だったけど、ナギさんは今フリーという事も分かって大きな収穫でした!ありがとうございました!!」

結局、最後までテンションが高いままの一樹だった。

(ところで・・・お嬢さまが今フリーって・・・どういう事ですかね?)
(ま、まさか・・・勘違いされたっ?)

疑問符を浮かべるハヤテと赤くなって下を向く千桜だった。


その1部がきっかけで・・・徐々にではあるが同人誌が売れ出してきた。

「あじゅじゅした~」

同人誌を買ってくれたお客さんに対して謎の挨拶をする千桜。

「ありがとうございました~。ところで千桜さん、それってどういう意味なんですか?」

「えっ!?あぁ・・・。ありがとうございました、って意味だよ。」

「へぇ~・・・。これで7冊売れましたよ!だんだんペースが上がってきましたね!」

「あぁ・・・そうだな。」

「ではこの調子で、50部完売を目指しましょうか!」

と、ハヤテが少し声を張り上げたところで、目の前に一人の少年が立っている事に気づいた。

「あ、いらっしゃいま・・・」

「ふ・・・ダメだな、これは・・・。」

「!?」

パラ見で同人誌を長机の上に戻す少年。

「幼女が同人誌を売るかもと聞いて・・・喜び勇んでやってきたらリア充高校生の、それもこの程度の同人誌か・・・。下らん。」

チッ、と嫌味に舌打ちをする。

「おい、チラ見だけでそれは失礼じゃないか?」

「千桜さん!?」

反論する千桜に、少年は嫌味たっぷりに続ける。

「チラ見でも分かる。この本は、流行というものをまるで押さえていない。研究がない。まったく流行を押さえていないという事は、読者が何を求めているか考えていないという事だ。」

「つまり、読者の事を何も考えていない・・・。」

「・・・・・・・・・。」

「それでも流行を凌駕する比類なき才能や画力があればいいのだが・・・これにはそれもない。つまり読む価値がない。――――というわけでさらばだリア充。次に会う時は我々のサークルのように50部は売れる同人誌を描く事だな。」

「待て!!」

捨て台詞を吐いて立ち去ろうとする少年を千桜が呼び止める。

「言いたいことだけ言って立ち去るのはズルいぞ!!確かにこの本は流行を押さえていないかもしれない!だが!この本には作者のほとばしった熱い魂が込められているんだ!!」

「・・・・・・・・・。」

普段の千桜とは違う、熱のこもった声の応酬にハヤテは何も言えずにいた。

「ほう・・・ではそのほとばしった熱い魂とやらが込められていたなら・・・客は本を買うのかい?」

「何だって?」

「つまりそのほとばしった熱い魂とやらで・・・わが真泉研究所の本より売れる同人誌が作れる・・・ということだな?」

(真泉研究所?ひょっとしてあのサークル真泉か?)

と、千桜は少し考えるも、

「どうした、やはり口だけか?」

その少年の言葉に千桜の何かが切れる。

「あぁ、いいだろう!!やってやる!!」

(えぇ~・・・・・・。どうするんですか千桜さん・・・。)

火花を散らす少年と千桜。その後ろで一人困惑するハヤテだった。



とりあえずここまで。ストックを全部放出しました。

法仙夜空関係のシーンをどう動かすかに困ってます。
出すんじゃなかったかな。

ハヤテがコスプレをしていない→場外バトルは無理・・・ですからね。

一樹ってこんなキャラじゃなかったような気もしますが。

あの少年は嫌味3割増位になってます。

ついでに千桜の描写が安定してない感じですね・・・すいません。

動揺したのにその後平然とハヤテとしゃべってるというのも・・・。

・・・いや、ヒナギクとかならともかく千桜ならそれが出来るのかも。

まぁとりあえず修正の余地大有りということで。

今日はこの辺で。

では。失礼いたします。

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■コメント

■Re: ~IF STORY~ コミックサンデー編 Part2 第293話IF [FC大好き男]

どうも、元おかっちです。
ブログ作ったんで名前を変えました。
もしよければ、ブログに来てください。
つまんないブログですが・・・。(笑

ss 見ましたが、やっぱり完成度たかいですね。
すごいです。 ホント自分はできないから泣けてくる・・・。
ストーリーは思いつくのに、人の台詞とかが
書いてたら、恥ずかしくなってきて・・・。

では。

■Re: ~IF STORY~ コミックサンデー編 Part2 第293話IF [いえろーらいん]

こんばんは。お久しぶりです。
コメントありがとうございます。

お返事遅れまして大変申し訳ございません・・・。

ブログ拝見しました。
FC最近見なくなりましたね・・・FDは時々居ますが。
後R31がお好きなようで。
ちなみに自分はR34(セダン)の25GTに乗ってたりします。

ありがとうございます。
最初は自分も書くのはかなり恥ずかしかったですよ。
告白シーンなんか顔が真っ赤になってましたし。

では。失礼いたします。
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プロフィール

いえろーらいん

Author:いえろーらいん
「ハヤテのごとく!」の春風千桜を全力応援中の関西人な専門学校生。
重度の千桜ファンであり鉄っちゃんでもあります。
新しい物好き。
基本的に危機感を感じにくくギリギリにならないとやらない人間。
そして好き嫌いがはっきりし過ぎ。
良い出来ではないものの千桜中心でSS展開中。

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