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■千桜誕生日記念SS「千桜とハルの一日主役?な日」(仮題) Part2

こんばんは。いえろーらいんです。

Part2です。続きへどうぞ。

そしてやってきた8月30日。

快晴の夏空が眩しい。

「あ、千桜さん今からお出かけですか?」

玄関で掃除をしていたハヤテが聞く。

ちなみにナギはまだ寝ている。

「ああ。ちょっとヒナの家にな。」

誕生日だという事を欠片も感じさせず、千桜はサラッと言う。

「ところで…いつ頃帰ってこられます?」

「え?……そうだな~。まぁ昼には帰ってこれると思うけど…。なんでそんな事を聞くんだ?」

珍しいことを聞くな、と千桜は首を傾げながらハヤテに聞く。

「なんでって…そりゃ今日が千桜さんのお誕生日だからですよ。いつもお嬢さまの事ではお世話になってますしちゃんとお祝いさせて頂かないとですからね。」

続けて、「17歳のお誕生日おめでとうございます!」と、ハヤテは笑顔で言う。

「………。」

そのハヤテの笑顔に千桜は少し心がキュンとなりつつも、頭の中で一つの疑問が生まれた。

「なぁ、ところで何で私の誕生日を知ってるんだ?私は教えたつもりがないんだが…。」

生まれた疑問を、千桜はすぐハヤテにぶつけてみた。

「あ…千桜さんのお誕生日は聞く機会があったんで愛歌さんに聞きました。」

「そうか。愛歌さんか…。」

なるほどな、と千桜は頷いた。

「ありがとう。楽しみにしとくよ。じゃあ行ってくるよ。」

「はい。ご期待に添えるように頑張ります。お気をつけて。」

まだ朝の9時半。気温が上がって暑くなる中、千桜は屋敷を出た。

(綾崎君やナギも祝ってくれるのか…。祝ってくれるのはやっぱり嬉しいな。)

嬉しさに少々頬が緩む。

(別にサプライズでも良かったけど……私にはそこまでしてくれないって事か…。って!!何考えてるんだ!祝ってくれる人たちになんて贅沢言ってんだ!)

千桜は一瞬出てきたそんな考えを振り払うかのごとく頭をブンブン横に振る。

(全く私は…!)

そしてそんな事を考えているうちに、千桜はヒナギクの家に着いた。




ヒナギクの家にやってきた千桜。

ヒナギクの義母に案内され、千桜がヒナギクの部屋の戸を開けると…。

「ちーちゃん、誕生日おめでとー!!」

クラッカーと拍手でヒナギクたちが千桜を出迎える。

「みんな…ありがとう!」

千桜は喜びの最高潮だった。

「じゃあ、ハル子はここに座って?」

「う…うん。」

ヒナギクに促され、千桜はそこに座る。

座った場所は一番奥、主役用の特等席である。

「えっと…プレゼント以外は特に何もないけど、ごめんね。」

ヒナギクが少し申し訳なさそうに言う。

「…そんなの気にしなくていいよ。みんなに祝われるだけでも私は…嬉しいから。」

千桜はそのままの気持ちを言う。

「じゃあみんな、お出迎えも済んだ所で、早速ハル子にプレゼントあげちゃおっか?」

「さんせ~い!」

こうして、ヒナギクたちは千桜へ誕生日プレゼントを渡し始めた。




「私からは髪留め。いつものリボンもいいけど…たまには使ってみてね?」


「うん。ありがとう。」

ヒナギクから受け取ったのは凝った少々デザインの髪留めだった。

「私はこれ。サイズは合ってるはずだから、また今度着てみてね?」

「ありがとうございます愛歌さん。いったいどんな服なんですかね…」

と、千桜は愛歌からもらった紙袋を覗き込んだところで…ギョッとする。

「!?」

(ちょ、これって…)

そんな千桜を見て、愛歌はニッコリとしていた。

(いやいや、まぁかわいいけどこれは着れないだろさすがに…みんなの前では。)
…ちなみに、中身は少々恥ずかしいコスプレ衣装だったらしい。



「はい!ちーちゃん誕生日おめでとう!」

今度は泉から小袋を手渡される。

「開けてみてね。」

「今?」

「うん。」

笑顔で言う泉。

「分かったよ。あっ、これ…」

千桜は中に入っているものに気づき、思わず声を上げる。

「やっぱり…ちーちゃん分かった?」

泉はニコニコしながら言う。

「分かったも何も…応募読者限定のキーホルダーだよな?これ…今じゃ手に入らないよ。いいのか?こんなのもらっても…。」

千桜はそのキャラクターと別のキャラのキーホルダーを持っていたものの、泉のくれるそれは千桜が悩んだ挙句に泣く泣くあきらめたキャラクターのものだった。

(兄妹で1つだろ普通…!)

これがその時の千桜の心の中での叫びである。

「うん♪たまたま読んでただけだから。私はまぁもらえるからもらったんだけど、ひょっとしたらちーちゃんこういうの好きかなーと思って。」

「ありがとう!大事にするよ!」

と、千桜はキーホルダーを小袋ごとしまおうとすると、

「キーホルダーなんだしケータイとかにいつもつけといて欲しいかなぁ…な~んてね。」

と泉が言う。

確かにそれもそうだな、と千桜はキーホルダーを取り出すとケータイにそれをつける。

「あ~結構色も合っていい感じだね♪」

「うん…。ありがとう!」

「どういたしまして♪それにこの前のお礼だよ~☆」

千桜がプレゼントをくれた自分の誕生日のお返しだ、とばかりにニコニコしながら言う泉。

…この時ケータイにつけたこのキーホルダーが後にある事をハヤテたちに気づかせてしまうとは、このときの千桜は知るはずもなかった。




Part3へ続きます。

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Author:いえろーらいん
「ハヤテのごとく!」の春風千桜を全力応援中の関西人な専門学校生。
重度の千桜ファンであり鉄っちゃんでもあります。
新しい物好き。
基本的に危機感を感じにくくギリギリにならないとやらない人間。
そして好き嫌いがはっきりし過ぎ。
良い出来ではないものの千桜中心でSS展開中。

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