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■まぁ暇つぶし程度にどうぞ

こんばんは。いえろーらいんです。

向こうのサイトの3周年記念とかで忙しかった最近です。

それにしてもやっと週末ですねぇ。小ネタSSを思いついたので書けるなら書いてみようと思います。

ところでうちの小ネタSSってどうなんでしょう。個人的には滑りまくってる感じがしないでもないんですが。

SSも最近は新作を書き上げてませんしね。

・・・つまらん事で文章を増やしてもアレですので今日は製作中の千桜×ハヤテSSでも出しておきますね。

「ハルさんのバレンタイン」の続編です。

まぁ「ハルさんのバレンタイン」の伏線を回収した冒頭部分だけですが暇つぶし程度にお読みください。
(もちろん興味があればですけど)

それでは読まれる方は続きへ。
タイトルはまだ未定です。


「人を異性として気になる、好きになる、恋をする」・・・そんな感情を抱くのは私には当分無縁な事だと思っていた。

周りにそういう感情を抱いたりしてる友人も居たには居た。

だが・・・私にはそういう事は今は無縁だった。

何より興味がなかったし、自分の趣味を充実させるために精一杯だったからだ。

見えていなかったんだ。そういうものが。

よく「高校は青春時代~」なんて言うけれど、私にはピンと来なかった。

自分がそういう感情を持てる異性がいないのにそういう事を考えても仕方ないしな。

それに私はすでにお堅いキャラクターだと周囲には認識されていた。

そんなキャラである以上、男子との接点は最小限。会話だってろくにしない。

こんな状況で・・・私はそんな感情を抱けるだろうか。答えはもちろん否だ。

けれど・・・現に私は今、気になっている・・・というか恥ずかしいから認めたくないけど、好きになっている異性が居るんだ。



私のバイト先・・・咲夜さんの家で、咲夜さんと一緒にバレンタインのチョコレートを作った時だった。

・・・・・・・・・

チョコレートを一緒に作って、そして余ったチョコレートを家へ持って帰ろうと帰り支度をしようと思って、私は更衣室へと向かっていたときだった。

「あ、ハルさんこんばんは。今日は平日ですけどお仕事なんですか?」

「こんばんは。そうなんですよ。・・・綾崎君こそ何故ここへ?」

「ちょっとお嬢さまから咲夜さんへお返しするものがありまして・・・それを届けに来ていたんですよ。」

あの時彼は・・・右手に青色の包装紙に包まれたものを持っていた。

おそらく咲夜さんから頂いたチョコレートなのだろう。

咲夜さんが彼にチョコレートを渡すのは知っていた。しかし私は渡すつもりはなかった。

義理だったとしても・・・あまり会うこともないし、特に贈る必要を感じなかったからだ。

(・・・・・・この状況で、咲夜さんが渡して専属メイドの私がチョコレートを渡さない訳にも行かないよな・・・。幸い1個余ってるし、特に渡す相手がいる訳でもないし。)

・・・成り行きだった。

「あの、良かったら・・・どうぞ。初めて作ったんでおいしいかどうかは保障できませんけど・・・。」

気がついたら、私は彼にチョコレートを手渡していた。

「えっ・・・いいんですか?わぁ・・・ありがとうございます!ちゃんとお返しさせて頂きますので・・・。」

「お返しは結構ですよ。これは・・・メイドとしてのサービスですから♪」

「えっ・・・。」

「では・・・失礼させて頂きますね。」

・・・・・・多分このほんのわずかなやりとりが、私の、その・・・好きになるきっかけだったんだ。


そしてこの時点ではまぁまだそれ・・・恋心には気づけなかったんだけど、私が困ったのはあの後だった。

(勢いであげちゃったけど・・・よく考えたら、初めてチョコレートを渡した同年代の男の子って、綾崎君になっちゃったのか・・・。そっか・・・初めては綾崎君か・・・。)

さっきの事を少し考えて、私は少し「同年代の面識ある異性にバレンタインにチョコレートを渡した」という事を意識してしまった。

(って・・・!何考えてるんだ私は!ただ社交辞令的な意味で渡しただけじゃないか!別に何の意味もないから!綾崎君だってそんな意味だって分かってるはずだから!だから何動揺してるんだよ!)

分かってるはずだった。でも胸の鼓動は早まるばかりだった。



そしてその翌日、愛歌さんがこの事態に拍車をかける。

「ところで・・・バレンタイン上手くいった?」

「はい!?な・・・何を言ってるんですか愛歌さんっ!?」

他愛もない話から急に昨日の事について話題を振ってきたのだった。

もちろん誰に渡したかを聞かれた。そして、こう聞かれた。

「綾崎君には渡してないんだ。」

・・・私が彼にチョコレートを渡したなど、言えるわけないじゃないか。

「え、あ、はい!って・・・何でここで綾崎君が出てくるんですかっ!」

「何でって・・・いろいろ出会う機会も多いし、何となくよ。」

愛歌さんは・・・人の弱みを握る事が一つの趣味だ。

言ったら絶対弱みの一つとしてそれを書き加えられてしまうだろう。

すでに弱みを複数握られている以上、私としては弱みを増やしたくなかったし、あんな事を思ってすぐの事だったからそれを突っつかれるのは私にとってはいい気がしない。

だが私は・・・ウソがつけない人間のようだ。

これでこの話題は終わりだよな・・・危なかった。と思ったその時だった。

「そう・・・まぁでも千桜さんは顔に出るから分かりやすいわ。渡しちゃったんでしょ、チョコレート♪」

「なっ・・・」

愛歌さんの返答に、私は出かかった声が途中で止まった。

「そうね・・・『私に千桜さんが綾崎君にチョコレートを渡したなんて知れたら・・・絶対にイジられる。』こんなところじゃないかしら。」

「・・・・・・・・・。」

そして心まで読まれて、私は何も言えなくなってしまった。

「でも安心して?私・・・恋愛に関しては突っつかないタイプだから。それに真剣な恋に水なんか差したらかわいそうだし、まぁ・・・頑張ってね千桜さん♪」

にっこり微笑んで言う愛歌さんに、このまま誤解されたらたまったもんじゃないぞ!ここは絶対何とかしないと・・・!と私は危機感のあまり、

「う・・・認めます!私は確かにチョコレートを綾崎君に渡したのは事実です!で・・・でも!別に本命とかそういうのじゃなくて成り行きで・・・渡したんです。」

と、私は顔を真っ赤にして事実を言ってしまった。

しかし・・・。これがうまくいかない。

「まぁそう言い訳を言わないの。私口は堅いから内緒にしといてあげるわよ?」

愛歌さんは全く分かってくれなかった。

後でよく考えれば・・・必死になって弁解すればするほど怪しまれるのは当たり前だった。

こういうの小説やアニメで・・・よくある手法じゃないか。

だがその時の私はそんな事を忘れていた。必死だったから。

「だから違いますって・・・!!」

「結構大きな声でしゃべってるけど、一体何の話してるの・・・?」

私が必死になって話しているうちに、ヒナギクが上がってきた。

「えっと・・・千桜さんのバレンタインについて♪」

「あ、愛歌さぁん・・・!」

立場は今最悪だ。愛歌さんだったら何があったか言いかねない・・・!

「あっ、やっぱり・・・。」

「ヒナギク、やっぱりって何、やっぱりって?」

私について何を思っていたんだ、ヒナギクは?

「ハル子の告白、上手くいったのかなと思って・・・。」

「だから違うんですっ・・・!」

あの後必死になって弁解したにはしたが・・・。



「千桜さん、綾崎君にチョコレートあげたそうよ。」

・・・愛歌さん、やっぱり言いますか。

「えっ、ハル子が・・・!?」

「義・・・義理ですよ!特に深い意味はないですから・・・!」

「義理・・・ね。という事はハル子は結構私たちの見てない所でハヤテ君に助けてもらってるって事よね?・・・普通のクラスメイトなら義理チョコあげる物好きさんは泉くらいだし。そうなんだ・・・。一緒の所でバイトでもしてるの?」

「・・・・・・ま、まぁそんな所だよ。」

思わぬ所をヒナギクが突っついてきた。

「まぁ別に私たちはそんな事・・・き、気にしてないから、ハル子も無理しなくてもいいわよ。」

そんな笑顔で言われても、私自身にその気は・・・。

「・・・いやだから何でそうなるんですかっ!」

結局、この日は散々だった。



家に帰って自室で今日と昨日をちょっと思い返す。

というか、イヤでも思い返してしまう。

愛歌さんが突っついたおかげで、余計に私は・・・彼を、綾崎君を意識してしまっていた。


それからしばらくしたある日の事だった。

ある特定の人「だけ」を一度意識してしまう(無意識で意識しても)と、人というのはその人の動きにより敏感になってしまうものだ。

・・・というかそれは説明しなくても当たり前の事だ。

「あの、千桜さん・・・。」

授業が終わった休み時間、珍しく綾崎君が私に話しかけてきた。

気になってる人が突然話しかけてきても、気が動転しない人だってどこかにいるのかもしれない。

だが私はそのような例外ではない。例に漏れず私は焦る。そして思わず、

「・・・すいませんっ!」

綾崎君の前から・・・・・・逃げてしまった。



・・・・・・・・・。

何やってるんだろうな。私は。

逃げた先の廊下の角で私はため息をつく。

はぁ・・・一人舞い上がって何をやってるんだろう。

・・・自分勝手な理由で綾崎君の心を傷つけてしまった。

人としてこれはあ・・・謝らないとダメだよ・・・な。

でも今・・・私は綾崎君の前に立つ事が出来るだろうか。

・・・・・・・・・って、ちょっと待て私。

何故そこまで綾崎君を意識する必要があるんだ。

別に好きだとか・・・そういう訳じゃないだろう?

そう私は自分に問いかけた。

そうだろ?なら何故ここまで舞い上がる必要が、ってか何故に私は舞い上がっていたんだ?

よく考えたらちょっとおかしい話じゃないか。・・・大丈夫だ大丈夫。

綾崎君と面と向かったってどうって事ないに決まってるだろう、あぁ謝るくらい出来るさ。大丈夫だ。

そう私は途中で自己完結して再び教室へと戻った。

休み時間はもう残り少なかったから、綾崎君には申し訳ないと思いつつも私は次の休み時間まで待つ事にした。


そして次の休み時間、私は綾崎君の机へと向かう。

「綾崎君・・・さ、さっきは・・・ごめん。」

開口一番は、謝罪の言葉だった。

もちろんそれはさっきの休み時間・・・ろくに話も聞かずに勝手に舞い上がって逃げてしまった事に対してだ。

「千桜さん・・・。」

「わ・・・悪かったよ。なんか私、ちょっといろいろ舞い上がってたみたいでさ・・・」

「いえ、別にお気になさらなくてもいいですよ。千桜さんにも何か理由があったのでしょうから。それと・・・こういうのは慣れてますので。」

綾崎君は笑顔で言った。

・・・綾崎君の笑顔と「こういうのは慣れてますので」という一言に私はより罪悪感を感じた。

避けられるなんて、普通の人間なら慣れる事など絶対にないはずなのに。それを「慣れている」とサラッと言った綾崎君は今までどんな過去を送ってきたんだろうか。

昨年1月にこの学院へ転入してきた綾崎君。経歴も三千院家の執事というだけでそれ以外は全く謎だった。

・・・16歳という年齢で執事をしている事も、並外れた優れた能力を持っている事も気になった。

謝った事で私の心は幾分すっきりした・・・かのように思えた。

が・・・気になっている事自体は変わらなかった。

・・・綾崎君は、一体何者なんだろうか?

先ほどとは違った角度から、また疑問が生まれた。



「ところで・・・さっき綾崎君が言いかけた事は何だったんだ?」

「えっと・・・今日お休みのお嬢さまが帰りに千桜さんに家へ寄ってくれというように頼まれたので、それをお伝えしようと思っていたんですよ。」

今日か・・・生徒会の仕事が長引きそうなんだよなぁ・・・。今日は無理だな・・・。

「そうか・・・。でも悪いけど今日は用事があるから寄れないんだ。また今度にしておいてくれと言っといてくれないか?」

「・・・分かりました。伝えておきます。」

「あ・・・そうだ、あの子のメアドを教えてくれないか?こういう時だったらそっちの方が早いと思うから。」

あの子のメアドが欲しいと前から欲しいと思っていたから、良い機会だと思って私は頼んだ。

「それが良いかも知れませんね。分かりました。えっと・・・」

そして・・・私は2つのメールアドレスを自分の携帯に登録した。

1つはあの子の、もう1つは綾崎君のものだった。

本当は別に特に必要なかった綾崎君のメアドを受け取ったのは流れだった。

「あ・・・よろしかったら僕のも要りますか?」

別に断っても良かったけどさっきの出来事が負い目になって、

「えっ? ・・・・・・あぁ、じゃあ・・・。」

私はそのまま綾崎君のメアドを受け取った。



その夜、私はまた綾崎君の事を考えていた。

綾崎君の事というか、「同級生の異性にメールアドレスをもらった」という事を少し考えていた。

そりゃ私が瀬川さんとか朝風さんならこんな事、別に何とも思わないだろう。

ただ私のキャラを考えてくれ。友人も多いとは言えない、異性の友人なんか全くいない私が初めてそんなものをもらったんだ。

・・・・・・・・・。

いやいやちょっと待て。だから何でそこまで深く考えてるんだよ私は。

別に流れでもらったものだろう?特に深い意味なんかないじゃないか。

チョコの時もそうだけど、別に・・・綾崎君だって何とも思ってないんだからな!

だから変に意識する必要はないはずだろう・・・?


とりあえずここまで載せておきます。

もうちょっと先まで書いてるんですけどなかなか進みが・・・というかストーリーが進みません。

ひょっとしたら数ヶ月規模の話になるかもです。

今日はこの辺で。

では。失礼いたします。
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プロフィール

いえろーらいん

Author:いえろーらいん
「ハヤテのごとく!」の春風千桜を全力応援中の関西人な専門学校生。
重度の千桜ファンであり鉄っちゃんでもあります。
新しい物好き。
基本的に危機感を感じにくくギリギリにならないとやらない人間。
そして好き嫌いがはっきりし過ぎ。
良い出来ではないものの千桜中心でSS展開中。

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