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■咲夜誕生日記念連載SS「初恋は桜の見頃のように一瞬で・・・」 Part4(完結)

こんばんは。いえろーらいんです。

このところ更新できなくてすいませんでした。

教習所を卒業してきたりまぁいろいろあったんですよ・・・。

本当にすいません。

でも代わりといってはなんですけど・・・この咲夜誕生日記念連載SSが完結しました。

相変わらずのgdgdっぷりですがどうぞ。



なんやかんやあった研修1日目。

そして運命の2日目。咲夜の想いの決着は・・・?

前回Part3はこちら

それでは続きへどうぞ。
「初恋は桜の見頃のように一瞬で・・・」




そんで・・・その今日がついに来てしまった訳やね。

4月2日。まさか1年後にこうなるなんてな・・・あの時、1年前のウチはそう思ったやろか。

いつもよりちょっと服にも本気出して、そんでウチはハヤテを待った。



「おはようございます。」

・・・来たな。

「お・・・おはよう。」

「そういえば明日はお嬢さまのお誕生日でしたね。おめでとうございます。」

ニコッと笑って言うハヤテにウチはもうやられとったね。・・・その笑顔反則やぁ!

「そ、そういうのは明日言うもんやろ・・・。」

今日せなあかん事を考えとったせいもあるけどな・・・。

「それにしても今日は随分と可愛らしいものを召されていますね。良くお似合いですよ。」

そんな事ハヤテに言われて嬉しいけど・・・あ、あかん!その顔でそれ以上そんな事言うなやぁ・・・!

「・・・そうか? あ・・・ありがとうな。」

「それで、さ・・・失礼いたしましたお嬢さま、今日は何をなさるご予定なんですか?」

・・・来た。まずウチはここで言わなあかんねん。

言いにくかったけど、言わな先へは進めへんわけで。

まぁ・・・このお屋敷でって、いうのもアリやとは思うけど。

でも・・・!

「そやね・・・今日はえー天気やし、買い物にでも付き合ってくれるか?」

「お買い物ですか・・・確かにいろいろとお買いになられるのではお荷物を持たれると重いですからね・・・。分かりました。お供します。」

何の疑いもなくウチの言う事を聞いてくれたハヤテにちょっとの罪悪感がウチに来た。

・・・別に騙すつもりやないんやけど何やっとるんやろうね・・・ウチは。

でも言った以上は・・・実行に移さなあかんしな。

だからしゃあないねん。・・・そういう事にしとこ。

と、ウチは勝手に自己完結しとった。

「ほな・・・行こか。」

「はい。」

こうして・・・ウチは最初で最後の、ハヤテと二人きりのお出かけに行く事になったんや。

最後の結果は・・・見えてるんやけどな。




4月にも入るとだいぶ春の陽気ってもんを感じられるようになってきよるねぇ・・・。

「行ってらっしゃいませ!」

屋敷の門を巻田と国枝の見送りで出て、暖かい日差しと咲きかけてる桜の木を見て、ウチはそんな事を思っとった。

・・・って、あかんあかん!

こんなんもええけど・・・今ウチが見るべきとこはそこやない。

隣におるヤツとの時間を・・・一秒でも無駄にしたらあかんのや。

「お嬢さま、最近だいぶ春らしくなりましたね。」

「そやな・・・でもまだ分からへんで?ひょっとしたら雪が降るかも知れへんし・・・。」

「まさか・・・ここは東京ですよ?」

「そういえばそやな・・・。」

ウチは的外れな受け答えをしてしもうたんよね。

絶対今のウチは焦ってるわ。焦ってる・・・言うか間が持たへんって言うか・・・。

「ま・・・まぁとりあえず街へ出よか。後・・・『お嬢さま』言うのは一旦止めな。・・・ちょっと電車の中とかやったら恥ずかしいさかいに・・・。」

「分かりました。いつも通り『咲夜さん』でいいですか?」

「・・・それでええで。」



「咲夜さんは・・・電車に慣れてらっしゃるんですね。」

電車はちょっと混んでて・・・座るのは無理やったからウチらはつり革に掴まっとった。

で・・・そんな時、不意にハヤテがそんな事を聞いたんや。

「まぁな・・・ウチはナギと違って結構出かけるさかいな。お母んの実家の大阪行った時やと普通に地下鉄とか使ってたで?」

「へぇ・・・そうなんですか。」

「地下鉄の出口って多いさかいに覚えるのに苦労したわ~・・・。」

「それは僕もよく分かりますよ。多い上に複雑ですよね・・・。」

その時やった。

ガタンッ!

「わっ!」

電車が不意に揺れて・・・ウチはよろけたんや。

まぁ電車乗ってて・・・大きい駅の前やったらよくある事やね。

そんなよくある事やけど、でも・・・今回はよろけるだけでは終わらんかった。

「おっと・・・大丈夫ですか?」

ホンマに偶然やけど・・・ウチはハヤテに抱きとめられる感じになったんや。

「ハヤテ・・・。うん。」

あ、あかん。胸がめっちゃドキドキする・・・。

どこにそんな力があるんやろうと前から思っとったハヤテの身体は・・・意外と筋肉質やった。

「あの・・・咲夜さん?」

「何?」

「あの・・・そろそろ着きますよ。・・・・・・それと、そろそろ離れて頂かないと周りの方が・・・。」

「へ?」

ウチは今の状況に気づく。んで顔が真っ赤になる。で、周りの視線に気づいて・・・ウチはすぐにハヤテから離れた。

ちょっと惜しかったなぁ、って気もするんやけどね。

で・・・まぁ少しばかり微妙な空気の中で・・・ウチらは電車を降りたんや。




いろいろとあったけど、今日の買い物はホンマ楽しかったで。服の試着でハヤテに女装さしてみたり・・・。

・・・ちょっと待って!メッチャ飛んでるやん!作者がコピペ間違えたんちゃうんか!?とか思わんとってな。

これでも一応続きやねん。

でもハヤテはやっぱ執事服の方がカッコ良くてええかなぁ・・・。

で・・・そんなこんなでもう夕方になっとったんや。

最後にウチらは・・・海岸に来とった。

心の準備・・・っちゅうか覚悟みたいなんをしたつもりやけど、それでもなかなか言い出されへんかった。

ホンマに勇気要るんやな・・・告白って。

・・・ごめんなワタル。ウチも今その難しさがよく分かったわ。

「あ、あのな・・・。」

「いや~、夕暮れの海って本当にキレイですよね。ここも十分キレイでしたがエーゲ海の夕陽は最高でした。」

「うん、そうやな・・・。」

「咲夜さん?」

「はいっ!?何?」

今・・・メッチャ緊張してる。受け答えかてまともに答えられへんかった。

「あの・・・浮かない表情されていますけど・・・・・・どうかされましたか?」

「えっ・・・。」

言うんや。ここで言わなあかんねや。

「あ、あのな自分・・・いやハヤテ!ウチな、ハヤテに一度言っとかなあかん事があるんや・・・。」

「言っておかなければならない事・・・ですか?」

「・・・そうやねん。い・・・一回しか言わへんで!?・・・ええか?」

「・・・・・・・・・はい。」

もう体はガチガチ、口はカラカラ。

極度の緊張状態ってこういうのを言うんやろな・・・。

「ウチ・・・去年の誕生日の日にハ・・・ハヤテお兄ちゃんって呼んでええか、って聞いた事あったやんな?」

「はい・・・ありましたね。そんな事も。」

「でな・・・あれから今まで1年ほど経った訳やけど・・・今のウチはハヤテをどう思ってるか伝えたいん・・・や。」

「・・・・・・はい。」

ここまで言うたら・・・後は最後の勇気を振り絞って・・・!

「ウチは・・・ハヤテの事が好きや!・・・大好きや!この1年ずっと・・・想っとった!」

涙目になりながら、ウチは想いをハヤテに打ち明けた。

「・・・・・・!」

「でもな・・・ウチは・・・・・・!ぐすっ、ナギがおるから、自分の事・・・っく、だからウチは・・・昨日やったって!」

「・・・咲夜さん、その、僕は咲夜さんの事・・・」

「返事は・・・返事は言わんでええから! ・・・・・・これで終わりや。昨日と今日はありがとうな、楽しかったで。」

「さ・・・咲夜さん!」

ウチはもうその場におられへんくなって、ハヤテを置いたまま巻田に来てもらって家へ戻ったわ。

返事は絶対・・・聞かれへんかったから。




・・・自分のやる事で後悔するのはいっつも後や。

当たり前や。後悔は先には立たへんねやから。

ホンマにウチ、これで良かったんやろか・・・。って。

でもこの方がええんや。ナギのためにも・・・ウチは他人(ひと)を助ける方が性に合っとるんや。

そうや、そうなんや。これで終わりなんや。




翌朝・・・4月3日。ウチの15歳の誕生日や。

でも昨日のアレで・・・誕生日やけど全くもってテンションが上がらへんかった。

やっぱり・・・胸が痛いなぁ。叶わへん恋っちゅうのは。

辛いなぁ・・・。自室でそんな事を思ってた時やった。

「あの・・・咲夜さんにお届けものだそうです。」

ハルさんがウチに紙箱を持ってきたんや。

「ウチに?・・・送り主は?」

「え~と、三千院さんの所のようですが・・・。」

「へっ?三千院やて?」

まさかハヤ・・・いやそんなんないわ。

ない・・・やんな。ウチは・・・何を期待しとるんやろう。

ナギがウチに・・・?

「はい。・・・開けてみましょうか?」

「いやええわ。ウチがやるさかいに。」

中身はなんやろ・・・?そーっと紙箱を開けてみたんや。

「・・・・・・ケーキ?」

「・・・随分と凝られているケーキですね。」

入ってたのはケーキやった。それもめっちゃおいしそうな。

まさか・・・。

「とりあえず冷蔵庫にでも入れておきましょうか?」

「いや・・・折角やし、今食べよか。」

「そうですか。では・・・お皿とか用意しますね。」

「うん。頼むわ。」

1ホール入ってるけど1~2人で食べられそうな感じやなぁ・・・。

この凝りようはやっぱりハヤテの作ったヤツなんやろうか・・・。

「用意しました。」

「ありがと。1人で食べるにはちょっと多いさかい・・・ハルさんもどうや?」

「良いのですか?」

「ええよ。用意してき。」

「・・・ありがとうございます。」




味は格別やった。

いろいろええもの食べとる(やろう)ウチやけど、これは一流のもんやった。

で・・・今ウチの前には封筒が1つ。ケーキの下に入ってたんや。

中に入ってるのは・・・手紙やった。

ウチはハルさんに席を外してもらってその手紙をまず眺めた。

読まなアカンやんな。絶対・・・。

一旦ウチは手紙を封筒の中に戻した。

でもハヤテの答えが書いてあるんやろうなぁ・・・。それを知ってしまったらウチは・・・。

でも・・・せっかく書いてくれたもんなんやし・・・。

ウチは30分悩んで・・・手紙を取り出したんや。




お誕生日おめでとうございます、咲夜さん。

今日はお嬢さまがお風邪を引かれて咲夜さんのところへ行けないのでせめてもという事で、僕特製のケーキを作らせて頂きました。

腕にはよりをかけたつもりですので、味わってくださると嬉しいです。

僕も咲夜さんのお誕生日を一緒にお祝いしたかったのですが残念です。

昨日の咲夜さんのお言葉・・・僕はしっかりと受け取らせて頂きました。

僕なんかを好きになって頂いて・・・大変光栄です。

僕のような男が釣り合えるとはとても思えません。本当に光栄です。

その前にすいませんでした。今まで咲夜さんのお気持ちにも気づけなくて。

ただ・・・今、僕自身の思いとしては大変申し訳ないのですが・・・今、咲夜さんのお気持ちに添える事は残念ながら出来ません。

ですが決して勘違いされないで下さい。僕は別に咲夜さんが嫌いだとか、そういう事ではありません。

現在僕はお嬢さまへの借金を返済している身です。

そのため・・・現在は仕事に重きを置きたいと思っています。それと・・・今の僕には女の子を養えるだけの資格がないのです。

でも僕は・・・想いを寄せて頂いている方が居るなら、いつの日かは・・・必ずその想いに応えたいと思っています。

応えたいというか・・・僕自身が好きになるようになると思います。

なので最終的な返事は・・・申し訳ありませんがその日まで保留でいいですか?


2006年4月3日 綾崎ハヤテ




一通り読んで、んでまた読み返して、ウチは手紙を戻した。

これは・・・どういう事なんやろうか?

少なくとも・・・絶対な「NO」やないって事は分かったわ。

なんかこう言われたら、ウチ・・・。



その後、うちはまたハルさんを呼んで、紅茶を淹れてもらってさっきの事を考えとった。

ウチは・・・ナギのために選んだはずやったんやけど・・・。

だからこれも・・・ホンマは諦めなアカンのやけど・・・。

「咲夜さん、多少はわがまま言わないと幸せをつかみ損ねてしまわれますよ?」

ハルさんがそんな事をウチに向かって言うたんや。

「えっ・・・」

「あっ、これ・・・うちの学校の生徒会長がよく言ってる言葉なんですよ。咲夜さんが浮かない表情をされてましたので・・・」

「そ、そうなん・・・。」

わがまま、か・・・そういえばウチはそういうのした事なかったなぁ・・・。

・・・よっしゃ。

ずっと悩んでたけど、今のハルさんの言葉で決心ついたわ。

「ありがとうな、ハルさん。」

「? 何がでしょうか?」

ごめんな、ナギ。

悪いけど・・・ウチ、諦められへんくなったわ。・・・・・・ハヤテの事が。

いつかケンカせなアカン時が来るかも知れへんけど・・・堪忍してな。

ウチも・・・一回ぐらいは行ける所まで、わがまま通してみたくなったんや。

こないして、想いを伝えた14歳のウチは、その想いを遂げたくなった15才のウチになった。

こっから先、何があるかは分からへんけど・・・この想いだけは、いつか・・・その日まで持ち続けたいんや。


「初恋は桜の見頃のように一瞬で・・・」 完



・・・如何だったでしょうか?

駆け足展開になった事は否めませんが・・・。

ハヤテの手紙のところは再考の余地ありですね。

いろいろな意味で大変だったSSでした。こんな終わり方もありですかね。

近日中にhtml化しておきますね。

こんな状態ですが・・・一応次回作を考えてはいるんですよ。

リクエストとかあった(感想から頂いた)ので。

以前にあったこのSSの続編的なものを考えています。

・・・・・・書きかけの千桜×虎鉄(泉)SSもあったりするんですが・・・。

今日はこの辺で。

では。失礼いたします。
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プロフィール

いえろーらいん

Author:いえろーらいん
「ハヤテのごとく!」の春風千桜を全力応援中の関西人な専門学校生。
重度の千桜ファンであり鉄っちゃんでもあります。
新しい物好き。
基本的に危機感を感じにくくギリギリにならないとやらない人間。
そして好き嫌いがはっきりし過ぎ。
良い出来ではないものの千桜中心でSS展開中。

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